坪井香譲の文武随想録

時に武術や身体の実践技法に触れ、時に文学や瞑想の思想に触れる。身体の運動や形や力と、詩の微妙な呼吸を対応させる。言葉と想像力と宇宙と体の絶妙な呼応を文と武で追求。本名、繁幸。<たま・スペース>マスター

2015-01-01から1年間の記事一覧

人の原点、〈歩く〉からはじめる

ヒトが人間となった原点とされる「直立二足歩行」。遥か数百万年も前からこの二十一世紀まで、人類は歩き続けてきました。 人は直立二足歩行によって、道具の使用や言葉の獲得など…様々のことが可能になりました。そうした能力の獲得から、文化、文明も進展…

無底船、大海に浮かぶ — 掌(てのひら)とヘレン・ケラーと空手と

〈手の内〉というのは、たとえば将棋で、相手方の駒を奪って、自らの手元に置いて、必要があればいつでもそれを使えるようにしておくことを言います。 また剣術では、剣を、主として両手で握って操るための両掌の使い方を〈手の内〉といって、大切なこつの一…

人間の本質は「たま」である

身体技法の妙・「うづたま」の舞動 渦巻き、反転、変幻自在 まったくはじめての人も加わって遊ぶ うづたまでパフォーマンス 佐藤響子(ピアノ演奏・藤本静江) 中玉・大玉のひとり舞い動き 坪井香譲

〈足の内〉にこそ原郷が ―〈うづたま〉によって気付かされた―・後編

結局、生きるものは巡り、うづ巻き、円転している さて、先の四つの〈文法〉に沿って色々と工夫し、稽古し、人々にも勧めてきたのですが、実は最近、もう一つとても大切なことに気づかされました。 それは、それらの四つの「身体の文法」は、互いに別々の原…