坪井香譲の文武随想録

時に武術や身体の実践技法に触れ、時に文学や瞑想の思想に触れる。身体の運動や形や力と、詩の微妙な呼吸を対応させる。言葉と想像力と宇宙と体の絶妙な呼応を文と武で追求。本名、繁幸。<たま・スペース>マスター

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

緊 急 寸 言・その《2》 English ver.→see PDF

English ver.→ english.30.03.2011.pdf Deutsch ver.→ deutsch.30.03.2011.pdf 本来の「文武随想録」の続きを載せる前に、もう一度「緊急寸言」を出します。感じていることを、今、発表した方が意味があると思うので…。 地震と津波発生から約二十日間、今も…

緊 急 寸 言      English ver.→see PDF Deutsch ver.→see PDF

English ver.→ english.23.03.2011 .pdf Deutsch ver.→ deutsch.23.03.2011.pdf ブログ「文武随想録」の次を書いている最中、地震がきた。──それから十日。(『やわらを入れる』の続きは次回にまわします。) 言語道断。言葉もない。声を失ったその声の持主…

「 〈 やわら 〉 を入れる 」 ━ 「 武道は愛 」とは? 《2》

剣と「和─やわら」がつながる 「俺が本当に修業したのは剣術ばかりだ」と、実は「やわらを入れた」として江戸庶民に喝采を受けた、と竹内氏がいう勝が言っているのである(『氷川清話』)。 彼は、遂に一生真剣をもって人とわたりあうことはなかったが、暗殺…