坪井香譲の文武随想録

時に武術や身体の実践技法に触れ、時に文学や瞑想の思想に触れる。身体の運動や形や力と、詩の微妙な呼吸を対応させる。言葉と想像力と宇宙と体の絶妙な呼応を文と武で追求。本名、繁幸。<たま・スペース>マスター

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

やわらを入れる(第二部)『もうひとつのからだへ』【手のひらと指が世界に接する】の章—〈2〉

〈手の内〉を明らかにする… 我国の剣術では、両手で剣を把るのが通常である。その働きを〈手の内〉と言って、とても大切にする。 剣の柄を、布巾を絞るように握る、という教えもあるらしいが、これはおそらく、ごく初心のためのものだろう。大体布巾や雑巾も…

やわらを入れる(第二部)『もうひとつのからだへ』【手のひらと指が世界に接する】の章—〈1〉

手首で弟子と女友達をチェックする 上半身を左右に大きく振りながらピアノの弾き語りをした盲目のソウル・ミュージックの巨人レイ・チャールズ(1930〜2004)は、多くのポップ・ミュージックの人気者のように、大活躍しながらも、個人的には様々な苦悩にさら…