坪井香譲の文武随想録

時に武術や身体の実践技法に触れ、時に文学や瞑想の思想に触れる。身体の運動や形や力と、詩の微妙な呼吸を対応させる。言葉と想像力と宇宙と体の絶妙な呼応を文と武で追求。本名、繁幸。<たま・スペース>マスター

ブログ再開

 しばらくブログを休んでしまいましたが、その間稽古内容は私なりにはとても進化していました。それは、劇的な程の変化を伴う程で、むしろ、書いて記録し、報告する方がどうしても遅くなってしまう程でした。
 その内容の一部は後述する、この程完成したテキスト『身体を実感する・<3R>』に盛り込んであります。

 また、この間、私は今秋に渡仏。南仏プロヴァンス地方で、5日間に渡り講習を行いました。欧州、豪州、中国、日本の7カ国から50数名が集う∞気流法のヨーロッパでの活動30周年記念セミナーでした。偶然、同じセミナーハウスで稽古をしていたマルセイユ合気道のグループに非公式に講義をしましたが、実技を交えた武道談義と合気道創始者植芝翁との出会いの話し、身体文化論に10数人の武道家達が聞き入っていたのが印象的でした。次の夜の∞気流法公開タイムには、何とその大部分の人々が遠くから駆けつけました。

 さて、私は前述のように、∞気流法の基本中の基本〈3R(スリーアール)〉のテキストブック執筆に取り組んでいましたが、この程、発刊の運びとなりました。
 よろしくお読み下されば幸いです。

      (詳細は∞気流法のウェブサイトをご覧ください)

                        二〇一六年十二月中旬
                              坪井香譲

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払暁稽古の後、朝日を眺めつつ… 南仏プロヴァンス地方の丘で。∞気流法宿泊セミナーより 2016年10月31日