坪井香譲の文武随想録

時に武術や身体の実践技法に触れ、時に文学や瞑想の思想に触れる。身体の運動や形や力と、詩の微妙な呼吸を対応させる。言葉と想像力と宇宙と体の絶妙な呼応を文と武で追求。本名、繁幸。<たま・スペース>マスター

2014-04-14から1日間の記事一覧

やわらを入れる(第二部) 『もうひとつのからだへ』序章【 もう一つの〈からだ〉の見方へ 】 ‐ 〈2〉

万葉集と武術と医術 〈想像力〉〈言葉〉〈からだ〉…… 本書のテーマは〈からだ〉に関することである。けれど通常の〈からだ〉とは、おもむきがちょっと異なって、いつもこの三つが互いに交差していくものとしてとらえられている。 イスラムの哲学者アビセンナ…