坪井香譲の文武随想録

時に武術や身体の実践技法に触れ、時に文学や瞑想の思想に触れる。身体の運動や形や力と、詩の微妙な呼吸を対応させる。言葉と想像力と宇宙と体の絶妙な呼応を文と武で追求。本名、繁幸。<たま・スペース>マスター

2014-06-22から1日間の記事一覧

やわらを入れる(第二部) 『もうひとつのからだへ』【赤児とマイケル・ジョーダンと仏陀の舌 】の章 ‐ 〈3〉

美しさは味が源になっている 美(うつくしい) 義(ただしい) 善(よい) 美は、羊(ひつじ)を正面から見たところと胴体を上から見たところを組み合わせた象形文字である(白川静著『字源』以下同) この美しい立派な姿の羊は、選ばれて祈りや儀式の際、犠…